8月19日の保健福祉委員会で、県の子ども医療費助成を来年度から以下のように拡充する方針が報告されました。
◆対象年齢 入院:就学前 ⇒ 就学前(現行通り)
通院:3歳未満 ⇒ 就学前
◆所得制限 あり
◆一部負担 自己負担なし
◆拡充のための予算 8億円
私は、今回、県民の長年の願いがかない子ども医療費の拡充が実現したことについて、保健福祉部のご苦労に感謝の言葉を述べました。そして、乳幼児医療ネットワークみやぎが市町村担当課に対して行ったアンケート結果が「通院・入院とも中卒まで拡充してほしい」が51%、「所得制限なし」が48%だったことから、県が中卒まで拡充することと所得制限の撤廃を更に求めました。
<ひとり親家庭の「一部負担金なし」を求める>
今回の拡充で、子ども医療費は、就学前までは入院・通院ともに窓口での「一部負担金なし」となります。しかし、ひとり親家庭の医療費は償還払いで、窓口で一度払って、あとから戻ってくるしくみです。ひとり親家庭の医療費も窓口負担ゼロにするよう求めました。子育て支援課長は、国のペナルティ廃止の動向をみて検討すると答えました。