日本共産党塩釜市議団・利府町議団と県議天下で、中倉の埋立処分場の周辺住民に呼びかけて懇談会を行いました。
水戸部秀利医師は、「岩手県の岩見医師の学会発表によると、焼却炉周辺の土壌中放射性セシウム濃度を測定したら、1.7km未満の地点は、1.7km以上の地点の2倍前後の濃度であったこと。他県の実証実験でもバグフィルターの捕捉率は7割程度であったことなどを紹介し、「99.9%安全」は確立していない。焼却後の飛灰は雨水にとけて地下水に流れる危険があること。また、焼却や運搬にたずさわる作業員の2次被ばくの危険性がある」と指摘しました。
参加者からは、「吉津で生まれ育ったが、地域の方が全く知らない。なんで放射能汚染のものがここに来るのか、しかも1ヶ月で決めるなんてとんでもない。漁業者にも県が責任もって説明すべき」などの意見が出されました。