脱原発県議の会主催の2回目のシンポジウムでした。「『脱原発』成長論~分散ネットワーク型社会へ向けて」と題して行った、慶応大学経済学部教授の金子勝氏の基調講演は圧巻でした。「原発は不良債権化している。世界の衰退産業であり、原発再稼働路線が日本の重電機メーカーの経営を追い込んでいる。地方に新しい産業と新しい雇用が生まれることが必須。そのために分散ネットワーク型社会へ。世界で起きている混乱は終わりの始まり。私たちは歴史的な転換点に生きている。古い勢力を守ろうとする中での反動化。今起きているのは20世紀型から21世紀型への産業の転換。エネルギーの転換が一番大きい。若い人たちに雇用と未来を!環境とエネルギーで新しい産業を!地域地域で決めていける社会へ」等々、あっという間の1時間半でした。
後半は、「原発のない東北の復興を考える」をテーマにパネルディスカッションを行いました。