水産特区制度の適用を受けた桃浦かき生産者合同会社(石巻市)のカキ流用問題について、県は4月21日の県議会環境生活農林水産委員会で、「流用はブランド意識に欠けるが法令違反はなかった」という調査結果を報告しました。議員からは、「パック表示は問題なくても量販店の売り場には『桃浦産』のノボリ旗があった」、「親会社の仙台水産の関与も含めて調査すべき」、「合同会社が水産特区や補助金申請時に提出した事業計画と経営実態に整合性がない」などの意見が出されました。委員会では全議員(自民・民進党系・共産・社民)の一致で再調査を宮城県に要請し、5月19日の次回委員会でも流用問題を継続して議論することを確認しました。
村井県政の水産特区の検証も必要です。