日別アーカイブ: 2020年8月22日

利府中インター線工事:沿線住民の要望を現地で土木事務所に(8/17)

県道利府中インター線・庚塚工区(460m)は工事施工中ですが、この間、吉津の沿線住民から工事に関する要望がいくつか出されました。そこで、8月17日、小高洋市議と小野絹子元市議と天下で、仙台土木事務所から副所長等を迎え、現地で住民の要望を聞いてもらいました。

県道から住宅に入る側道への入口を広げて案内標識やミラーをつけること、駐車場から急斜面となる側道のかさ上げ、安全確保のために歩道と側道の間に仕切りを設けること、交差点以外にも照明を設置すること、工事中の歩行者通路の安全確保などの要望が出され、土木事務所の担当者とひとつひとつ意見交換しました。また、着工前に沿線住民への説明会がなかったことへの苦情も出されました。

<通学児童の誘導員の配置を即決>

この要望聞き取り中に、地域学校安全指導員(スクールガード・リーダー)の方から、「工事期間中、朝(7時半~8時10分)と午後(3時頃~4時頃)の2回、安全のために通学児童を誘導する人を配置してほしい」という要望が偶然、飛び込みました。土木事務所がその場ですぐに対応を了解してくれました。大変、タイムリーでした。

<水路の小口止め工事は9月上旬の予定>

また、吉津の住民から「県道わきの水路が側壁を超えて水が流れて対岸を侵食している(写真)」ことが指摘され、土木事務所に対応を要請していましたが、9月の上旬に小口止めの工事を行うとの説明がありました。

日本共産党宮城県議団・PCR検査の抜本的拡大を要請(8/11)

国内で新型コロナウイルス感染症の「第2波」が押し寄せ、仙台市でも高齢者施設や大学でクラスターが発生する事態を受けて、共産党県議団は、6回目の知事への緊急要望書を提出しました。

要望内容は、●防疫目的でPCR検査の大規模実施を国に要請すること、●医療機関、介護・福祉施設、保育園・幼稚園、学校など集団感染リスクが高い施設に勤務する職員に定期的なPCR検査を、事業者や個人の負担なく実施できる体制整備、●接客を伴う「飲食業・宿泊業・理美容業」等の従業者へのPCR検査を自己負担なく受けやすくするための支援などです。また、陽性者を速やかに保護・隔離・治療する体制づくり、医療機関への減収補償なども求めました。

「中小企業再起支援事業補助金」の予算増額と継続を求める

宮城県が行う「中小企業再起支援事業」は、業績が前年同月比30%以上減少した中小企業や個人事業主を対象に、販路開拓や生産性向上、感染防止対策へ最大150万円補助するものです。

この補助金は大変好評で申請が殺到し、県は6月22日から7月末の申請期間を7月8日で打ち切ることを表明しました。共産党県議団は、7月7日に知事に申請受付の継続を求める緊急要望書を提出し、担当室長は7月21・22日の臨時議会後に再開すると表明しました。

ところが、県が臨時議会後に行った2回目の募集では、なんと申請期間が8月3日から6日の4日間だけでした。そこで党県議団は、宮城県商工団体連合会が行った要請活動に同席し、申請期間延長と予算の抜本拡充を求めました。

8月21日の経済商工観光委員会で、日本共産党の三浦県議の質問に対して、県は、「20億円の予算に対して合計3466件・32億6000万円の申請があり、9月補正で不足分を補填する。更なる申請受付は予定していない」と答えました。三浦県議は、更なる検討を要望しました。