保育士不足への抜本的対策は「賃金アップの処遇改善」を!

6月議会の保健福祉委員会(7月1日)に提案された条例改正案は、朝夕の園児が少なくなる時間帯における職員配置の資格要件の緩和を可能にし、また、保育士資格のない職員の配置を3分の1未満まで可能にするものですが、日本共産党以外の賛成多数で可決されました。

私は、「当分の間」とされているものの期限は決まっておらず、保育の質や安全性が危惧される規制緩和に反対し、「賃金アップなどの処遇改善」など抜本的な対策こそ国に求めるとともに、県の独自支援も行うよう求めました。

この件では、6月14日に宮城県保育関係団体連絡会等が「保育施策に関する要望書」提出しました。

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//宮城県が保育士修学資金貸付制度を今年度下期から実施//

私の質疑の中で、宮城県として「保育士修学資金貸付制度」を今年度下期から実施することがわかりました。運営は宮城県社会福祉協議会に委託。財源は9割が国庫、1割が県の一般財源です。

*修学資金は、月額5万円・入学金20万円・就職準備金20万円で、5年間宮城県内の保育所等に従事すると返済免除。募集枠は年間70人。 ~~~詳しくは、8月半ばに出る募集要項参照。

 

//6月20日:宮城県保育士・保育所支援センター視察//

保育士人材バンク事業:2016年3月の登録数は、有効求人数445人、有効求職者数227人。2015年度の求人事業所等の相談件数509件、求職者の相談件数670件。就職者数は82人でした。ベテランの保育士が保育所や保育士に寄り添った相談活動を行っていました。

保育士不足で困っている事業所、就職先を探している保育士の方は下記にご相談ください。

宮城県保育士・保育所支援センター:022-223 -5771

月曜から金曜、午前9時~午後5時まで(土・日・祝日を除く)

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