現在、宮城県では12市町村が完全無償化、4市町村が一部無償化を行っており、無償化を求める運動は県内各地に広がっています。
共産党県議団で青森県の無償化を調査
9月に党県議団は、今年10月から無償化開始を控えた青森県の取組みを調査してきました。青森県が給食費無償化に踏み出したのは、昨年6月の知事選で当選した宮下知事が、「少子化対策」の公約に「子育てしやすい環境づくり」を掲げ、給食費の無償化から着手したことによります。
青森県の無償化の予算は年間ベースで39億円、一般会計予算の0.56%です。宮城県の無償化に必要な財源は私学も含めた県所管分で53億円、一般会計の0.53%です。天下みゆきは、宮城県も学校給食無償化に踏み出すよう求めました。
教育長―「国に働きかける」と答弁
教育長は、「国では昨年9月に、学校給食無償化に係る実態等を把握するための全国調査を行い、今年6月に調査結果を公表し、現在、課題整理に取り組んでいる。我が県だけでなく、全国の公平性が確保されるよう、法改正等も含めた学校給食の無償化について国に働きかける」と答弁しました。
(9/5 学校給食無償化について青森県調査)