11/11 汚染土壌処理施設説明会~塩釜オール水産で反対の声次々~

11月11日、塩竈の水産業界に対して行ったDOWAエコシステムの汚染土壌処理施設説明会に参加しました。(株)塩釜魚市場、塩釜地区汽船漁業協同組合や買受人協同組合、水産加工組合、水産加工団地組合、蒲鉾連合商工業組合、浅海漁業関係者などが集まり、次々と反対の声があがりました。概要を報告します。

●「塩釜のこの地は、昔から水産加工の地。なぜ危険な重金属の土砂を持ってくるのか?」⇒「DOWA:仙台港はバラモノの取り扱いができない。塩釜がバラモノの取り扱いの地となっているため。」

●「ここは魚と加工食品で食べている町。新しい魚市場ができる。観光船も通る。汚染土壌処理施設ができれば、お客さんは塩釜で食べずに仙台に行ってしまう。それが人間の心理。他の所に移ってほしい。説明会も近辺のみでなく、塩釜市全体でやるべき。行政も入った討論の場を設定してほしい。」⇒「DOWA:行政にそういう要望があったことを伝える。」

●「水産加工団地組合として断固反対。震災で被害が大きく、やっとここまでたどり着いた。そこに風評被害と販路の縮小で、売上が8割戻った企業は30%のみ。「安全」と言われても、食を扱う企業として断固拒否する。塩釜港が指定場所ということにも疑問。塩釜市に対しても疑問。万が一の場合の補償は?」⇒「DOWA:秋田で20年やっているが、そういう事故はない。国内100カ所でも住民を巻き込んだ事故はない。それでも万が一、土壌流出などの場合は、損害賠償保険で対処する。」

●「ここがDOWAさんが来る環境のところか?他の場所を探してほしい。場所を選定しなおしたほうがいい。当社はハサップ工場。塩釜の魚は新鮮。塩釜のイメージが崩れる。船主も魚をもってこなくなる。塩釜に魚を入れようとしているのに、県や市は何を考えているのか!」

●「なぜ水産業界に最初に説明会を呼びかけなかったのか?」⇒「DOWA:行政から町内会のみの指導だった。漁協で30名くらい集まって説明した。」

●「漁港と港湾が向かいどうし。鉄くずも疑問。業界として市や県にも要請する。仙台港は漁港があるわけではない。」

●「船に積むときも、風が吹いたら粉じんが舞い散る。シートでなく、包んでもってくるなど必要。国際観光モデル地区になっている。なぜ、そういう企業を誘致するのか疑問。法的には問題ないようでも、地域の特性がある。港湾と漁港が一緒のところはここしかない。歩み寄れるところは歩み寄って、ダメなら撤退を」

●「風評被害が問題。既にある人は子どもに釣りをさせれないと言っている。」

最後に、DOWAから、「業者への説明会が不十分だった。ご意見を計画に反映させた上でまたこのような機会を作る」と答弁があり、参加者からは、「次は県や市も入れて行うべき」との発言がありました。

 

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