今年3月に塩釜港で発生した海上保安部巡視船による重油流出事故について、8月23日に鈴木農林水産大臣や小林副知事など国と県との合同会議が仙台市内で開かれ、海域調査で重油が確認されなかったことから、「漁場及び周辺海域の安全宣言」が出されました。
8月21日の県議会農林水産委員会では、海上保安庁の賠償状況について、水産林政部が関係漁協から聞き取り、以下の報告がされました。
(1)水産物被害
①重油が付着し、陸揚げされたワカメ・コンブ・ノリの処分費。
合計(確定額)約1億6,000万円。
②逸失利益に対する賠償。合計(確定額)約5億400万円。(見込み額)約3,600万円。
(2)養殖施設・漁具被害
①油の付着により再利用できない施設・漁具の処分費。合計(見込み額)約1,000万円。
②再利用できない分の施設・漁具の購入費。合計(見込み額)約1億2,000万円。
(3)加工・流通等関連業者の逸失利益に対する賠償
・事故との因果関係を精査し、賠償額が確定した業者から順次支払いが行われる予定。