宮城県立視覚支援学校に幼稚部の設置を!

全国の視覚支援学校で幼稚部がないのは9県のみで、その1つが宮城県です。幼稚部設置を求める保護者の要望を受けて、党県議団では京都府の「あいあい教室」の視察や宮城教育大学の専門家の意見をお聴きし、視覚障害児の乳幼児教育の重要性を学んできました。また、宮城県立視覚支援学校では、個別教育相談や「ゆうゆう広場」などの乳幼児教育相談を行っていますが、回数を増やしてほしいなどの要望が出されています。
県立視覚支援学校への幼稚部設置を求める私の質問に対して、村井知事は、「幼稚園免許を所持する教員確保などの課題があり、他県の取組等も参考にしながら検討を進める」と答弁し、乳幼児教育相談については、「更に支援の充実を図るよう促す」と答えました。
あわせて、市町村の小中学校の弱視学級の児童生徒が増えており、市町村と連携し、教師の専門性や経験を蓄積するためのシステムづくりや、視覚支援教育のあり方の検討を求めました。

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