重油流出・ノリ被害 共産党議員団で2回目調査(5/17)

仙台港で1月、貨物船による重油流出事故で、七ヶ浜のノリが出荷できなくなる甚大な被害が出た問題で、日本共産党の県議団(天下、福島、内藤、大内の4県議)と藤原多賀城市議、歌川・木村七ヶ浜町議は、県漁協七ヶ浜支所と七ヶ浜町役場、ノリ養殖漁業者を訪れ、その後の状況や要望を聞き取りました。
漁協の寺沢春彦運営委員長らは、被害施設等の撤去が完了し、被害補償の交渉はこれからだとして初動対応を誤った県の責任を指摘し、県に被害者に寄り添った対応を求めました。また、事故後も小規模な油の流出が3回(後に4回と判明)あったとし、仙台港の隣が漁場であることを強調して、港湾内の給油時のルール化を求めました。
七ヶ浜町役場では、寺澤薫町長らと町の対応等について懇談しました。ノリ養殖漁業者は、「再開時にお客さんが戻ってくれるか心配だ」と話していました。
今年は全国的にノリが不作で2割増しの価格となっているそうです。「我々もやりたかった」と語っていた漁協の方の無念の思いが心に重く響きました。漁業者には全く落ち度はありません。救済に向けて県に対応を迫っていきます。

 

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