「宮城県医師確保計画」は医師が1人も増えない??

宮城県の人口10万対医師数は全国平均を下回り、仙台医療圏のみ全国平均を上回っていますが、他の仙南、大崎・栗原、石巻・登米・気仙沼の3つの医療圏は、80人から100人も下回っています。また、県内自治体病院全体の医師求人数はなんと118人に上ります。医師の確保は喫緊の課題です。
ところが、この度宮城県が策定した「医師確保計画」は、現在の医師数5404人に対して、4年後の2023年度の目標医師数も5404人と全く変わらないことがわかりました。医師少数区域と指定されている3つの医療圏も1人も増えないのです。
地域の実態と大きくかい離した目標は撤回し、医師不足解消に向けた新たな目標設定を求めました。保健福祉部長は、「国のガイドラインにより算定したが、県内の医師不足の状況は十分認識しており、引き続き医師確保対策に取り組む」と答えました。

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