宮城県議会9月定例会で、天下みゆきは10月1日に代表質問を行いました。その中から以下、順次報告します。
//UPZ住民の「屋内退避」は被ばくを免れない//
原発から30キロ圏内のUPZ住民は「屋内退避」をして、20μSv以上になったら1週間程度内に避難することになっており、被ばくしながら避難することになります。また、木造住宅での屋内退避は、被ばく量は低減しても被ばくは免れないことも明らかになりました。ヨウ素剤も服用せずに屋内退避する子どもたちの健康を守れると、知事は言えませんでした。
知事は避難計画について、「国が了承したから安全」と無責任な答弁を行いました。天下県議は、県独自の避難計画の検証が終わらない限り同意の議論は進めない新潟県の考え方を紹介し、「国策だから安全と言って思考停止に陥ったことが福島の事故につながった。今また同じことを繰り返すのか」と厳しく迫りました。知事は、「エネルギー政策は国の専決事項」と無責任な答弁を繰り返しました。