9/28天下みゆきの代表質問から=新型コロナ・「4病院再編」

新型コロナ 保健所体制の拡充を!

新型コロナの感染拡大で、濃厚接触者の調査を同居家族と高齢者・障害者施設に限定するとともに各保健所への応援体制を強化しても、今年4月から8月の全保健所の疾病対策班(計59人)の時間外勤務は、過労死ラインの月80時間を超える人が延べ110人に上り、特に8月は全ての保健所で100時間を超える残業が発生するという過酷な労働実態でした。

天下みゆきは抜本的な人員体制の強化を求め、最大167時間の残業と特に多かったのが塩釜保健所の岩沼支所だと指摘し、支所の保健所化を迫りました。村井知事は「現時点では、支所を保健所にする予定はない」と答えました。

4病院再編問題 当事者無視の進め方は患者さんの医療を受ける権利の侵害

県立精神医療センターの富谷市への移転は、65年間築いてきた名取市での精神疾患を支える地域ネットワークを揺るがしかねません。天下みゆきは、「通院中断や症状悪化が起きないと断言できるか」とただし、「知事は(4病院再編の)基本合意の前に、精神医療センターの職員や患者さん、地域の連携事業者等に説明をして意見を聞くべきだ」と迫りました。

村井知事は「まだ基本合意もできないうちから何も話しようがない」と言いながら、基本合意後は「合意した内容についてご理解いただけるように説明する」と答えました。結局、職員や患者、関係者の意見は聞かないという知事の答弁であり、天下みゆきは「4病院再編は患者さんの医療を受ける権利の侵害だ」と指摘しました。

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