「東日本大震災みやぎこども育英基金」は目的通り震災遺児・孤児に使うべき!

11月2日、東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センターが行った「東日本大震災みやぎこども育英基金(以下、こども育英基金)」の使途に関わる宮城県への要請行動に同席しました。

震災遺児・孤児のために使ってほしいと全国から宮城県に寄せられた寄付金は、9月末現在で89億円となっており、こども育英基金に積まれています。そのうち、これまで申請があった1026人の遺児・孤児に、総額約11億円が給付されています(7月末現在)。

ところが、宮城県の給付水準では、約40億円の使い残しが出る見通しです。これは本来、岩手・福島両県並みの給付水準に引き上げることで解消すべきです。ところが、10月26日に行われた第3回宮城県総合教育会議で、この基金の使途について、「いじめや不登校対策に使えないか検討する」などの議論が行われたと報じられました。

こども育英基金は、震災遺児・孤児に対する支援として募集したものであり、他の用途に使うことは、募金に応じた方々の思いを踏みにじることになります。県民センターは、村井知事及び県教育委員長・教育長に対して、①10/26の宮城県総合教育会議の議論の撤回、②こども育英基金は震災遺児・孤児支援に使うこと、③こども育英基金支援金・奨学金の内容をより手厚く・充実したものにすることを要請しました。

対応した教育次長は、「寄付者への了解はとる必要がある、こども育英基金の条例改正が必要になる」との認識を示しました。

 

<低い宮城県の給付水準>

・・・・・・・・・・・・宮城県   岩手県   福島(孤児・遺児)

①未就学児(月額)   1万円    2万円     3万円・2万円

・就学前一時金      10万円    6万円   3万円

②小学生(月額)    1万円    2万円     4万円・3万円

・卒業時一時金      15万円    9万円   5万円

③中学生(月額)    1万円    2万円     4万円・3万円

・卒業時一時金      20万円   13.5万円    10万円

④高校生(月額)    2万円    4万円     5万円・4万円

・卒業時一時金      60万円     30万円   30万円

⑤大学生等(月額)   3万円    6万円     6万円・5万円

*福島県の一時金は孤児・遺児ともに同額

11月2日震災遺児孤児募金

 

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