11月26日、宮城県教職員組合(以下、宮教組)女性部と女性県議との懇談会を改選後初めて行いました。この懇談会は、前期から超党派の女性議員で行ってきたものです。今回も教育現場の実態や要求がリアルに語られました。特に、深刻な子どもの貧困や虐待の実態は身につまされました。県が作成中の「子どもの貧困対策計画」を実効性のあるものにしていくことが必要です。
①教師の多忙の解消のために、フルタイムのみでなく短時間勤務希望者も再任用すること。「再任用意向予備調査書」には「短時間勤務」の希望を書く欄があるが、実際にはフルタイムしか再任用されない。一方、産休代替えの講師も補充されないところもあり、ベテラン教師の経験も生かして、短時間勤務でも再任用してほしい。
②35人学級の実現を。小学校3年生になると人数が増えて大変。1学年ずつ段階的にでも実施してほしい。
③ひとり親家庭で、特別支援学級の子どもが不登校のため、母親が働けない実態がある。不登校の子どもたちの居場所となっている仙台市適応指導教室「杜のひろば」は、通常学級の子どもしか対象となっていない。特別支援学級の子どもが通える場を設置してほしい。
④親のDVを見て育つなど不適切な子育てを受けた子どもが気になる。就学前の支援が遅れている。健診でのスクリーニングや保護者が気軽に相談できる専門家が必要。
⑤子どもの障がいと貧困と虐待の3点セットの子どもたちがいる。親子代々貧困で、生きていくためのスキルが親から与えられない。スクールソーシャルワーカーを増やして家庭の支援をしないと虐待がとまらない。給食がいのちをつないでいて、お風呂も月1回くらいという子どもがいて児童相談所に相談した。
養護教諭の先生から、「集団フッ素洗口」の学校実施の中止が求められました。日本弁護士連合会からも中止を求める意見書も出されています。宮城県では、議員提案条例「歯と口腔の健康づくり推進条例」にフッ化物を使っての虫歯予防が盛り込まれた経過もあり、安全性の面から検証が必要だと思いました。