県独自調査でマイナンバーひも付けミス―「新たに174件」 5/21・文教警察委員会にて

国によるマイナンバー総点検で、宮城県が行う事務では障害者手帳のひも付けミスが11件確認されました。これを受け、県が独自に約43万件の事務について点検した結果、更に174件のひも付けミスが判明しました。誤りの主な要因は、対象者の家族や別の申請者のマイナンバーを入力したほか、申請者自身が誤ったマイナンバーを記載したことなどによるとのことです。

ひも付けミスの最多が「高等学校等就学支援金支給事務」で84件にのぼりました(県立高校12件、私立高校72件)。このうち、県立高校の点検件数は14万4814件でしたが、就学支援金の登録作業や点検を行っているのは各学校現場です。

<登録事務の複数確認多忙な学校現場を支援せよ>

県は今後の対策として、複数人による確認作業を徹底するとしていますが、それでなくとも多忙な学校現場での負荷が危惧されます。天下みゆきは、「多忙な学校現場での複数確認に対しては、実態に即した支援を行うべきだ」と求めました。

事務の効率化を行うはずのマイナンバーが、学校現場の多忙さに拍車をかけています

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