2月5日、塩釜市のオール水産業界が、汚染土壌処理施設進出をめぐって内形副市長と交渉し、私も市会議員の皆さんと一緒に同席しました。
塩釜市の水産業界は、昨年12月17日に市長と市議会議長あてに「汚染土壌処理会社進出反対並びに汚染土壌の荷役作業即時中止に関する申し入れ書」を提出しました。その後の状況について、副市長は、「1月17日に県の担当部長と副議長に申し入れた。2月4日に県の議長が市の議長に話を聞きに来た。」と答えました。
以下、水産業界と副市長とのやりとりについて報告します。
副市長:「昨年1月に県から土地利用の照会があり、市は幅広く関係団体の話を聞くよう回答した。」⇒業界:「周辺の町内会への説明のみで、市場にもかまぼこ関係団体にも説明はない」
業界:「業界がいかに厳しいか知ってほしい。風評被害は消えていない。追い打ちをかけることは確か。市長が先頭にたってのぼり旗をたててやってほしい。」「市の考えが明らかになっていない。我々業界は『反対』とはっきりしている。それに対して市の意思を表明してほしい。市は賛成なのか、反対なのか?」⇒副市長:「我々としては食産業が望ましいと話している。市が誘致した企業ではない。今の時点で賛成・反対は言えない。」
業界:「どっちなのかはっきり示す時期。進出企業は5月にも着工したいと言っている。何度説明会をやっても進展しない。塩釜がごみの山で勝負するというなら水産界に納得するよう説明してほしい。みんな真剣に集まっている。1カ所出ればリサイクル会社が空き地にどんどん進出してくる。そんな塩釜にしたくない。」⇒副市長:「我々に対象企業から話が来ているわけではない。一方で、賛成した団体もある。我々としては関係者の調整をしなければだめだ。」
業界:「市場の対岸をリサイクルの山にするのでなく、きれいな市場ができるのだからきれいな港にしよう。そこを観光船が通る。そういうビジョンも含めて考えてほしい。」「市長が自分の水産行政を振興する上でどう考えるか、進出企業の建築確認申請を受理するかどうか、2つの点で市長の姿勢を聞いている。」⇒副市長:「市民の総意が固まれば、しっかりと意見交換しながら判断する。」
業界:「塩釜のように漁港と商業港が近いところはない。なんでこんな狭いところにもってくるのか?」「少々の金儲けのために理想もない塩釜にしたくない。」「あそこは国際観光モデル地区になっている。」「水産のまちにしたいのか、ごみのまちにしたいのか、はっきりせよ!」
水産業界からは、2月市議会に請願書を出すとの意向が示されました。
水産業界の皆さんの塩釜に対する熱い思いがあふれる交渉となりました。まさにどういう塩釜を作っていくのか、それが今、問われています。私も水産業界の皆さんと一緒に、塩釜港のあり方も含めて、県に迫っていきます。